ニセコ共生循環の森林づくりを目指し、 「森林整備の総合ガイド」、「木材活用の総合ガイド」 の2つの軸で、地域に根ざした様々な事業に取り組んでいきます。
森林所有者からの相談窓口を設け、森林関連業務(需要)を集め・整理し、連携している事業者に最適な形で業務をお渡し(供給)する事業です。また、業務提供に合わせて業務実施に伴う手続きや資料調査・作成など業務周りのサポートも行います。
森林関係業務を営むために必要な“知識と技術”、“重機・機材・場所”、“人手(仕事)”を、初期費用をおさえて得られる仕組みとして、「①人材育成サービス」、「②貸出サービス」、「③人材紹介サービス」を提供する事業です。事業の初期・成長段階に必要なサービスを提供することでニセコエリアに森林関係事業者が増えていくことを狙いとしています。
ニセコ町の森林整備・管理を促すために、森林の情報把握や制度・手法の紹介など、役場林務業務を代行する事業です。森林相談窓口の開設とともに、町外森林所有者へも対応可能なように対面のほかオンラインでの相談も受け付けていきます。
森林の様々な価値を生んでいくために、森林空間を活用したい人と森林所有者をマッチングする「①森林マッチングサービス」、それらを促進するためのモデルケースづくり、およびニセコ町の森林価値を域外へPRするための「②森林・木材業ツアー」を提供する事業です。
ニセコ町の森林面積76%が天然林広葉樹という価値に着目し、企業・研究機関などと連携し、天然林広葉樹に宿る価値を研究・発掘していく「①広葉樹研究機能」、木材生産者と製作者と顧客が提案し合い、広葉樹利用や広葉樹商品価値を高めていく場を提供する「②広葉樹PRイベント」を行う事業です。なお、研究により得られた知見を他の事業の木材活用や森林空間利用への活用だけでなく、地域の森林・木材関係の事業者や活動団体への情報公開、ツアーや教育プログラム等での提供などに活かしていきます。
ニセコ町の木材の域内流通を活性化するために、「①木材仕入販売サービス」、「②木材救出サービス」、「③木材活用サポートサービス」を提供し、生産からデザインまで一貫して相談に応じ、新たな木材活用を支援する事業です。町産木材の商品の企画・仕入れ・販売を実施します。